5年間慣れ親しんだGoogleオプティマイズからの切替で重要視したこと
経営者から担当者にまで役立つ
バックオフィス基礎知識
freee株式会社 様
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」 をミッションに掲げ、「アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」の実現を目指してサービスの開発及び提供をしている企業です。
◎インタビュー背景
2023年9月のGoogleオプティマイズ終了のリリースをもとに、国内外複数のABテストツールの中から選定を進めたfreee様。広告、SEO、マーケター、エンジニア・・・と、さまざまな属性のマーケティングツール利用者がいるfreee様ならではの選定のポイントについてお聞きしました。
◎インタビューにご協力いただいた方
恩田 真澄 様
事業部を横断した部署で社内で利用されるマーケティング ツールの 導入/運用/サポート/分析 などに従事
主に、Google Analytics や Google Tag Manager などの Google Marketing Platform のツールをご担当されており、2023年9月のGoogleオプティマイズ終了のリリースをもとに、次期 AB テストツールの選定を担当。
ご導入いただいたソリューション:AB Tasty
なお、本事例のインタビュー詳細はMarTechLabにて公開しております。
■導入の背景と選定ポイント
ーーまずABテストツール選定で考慮したことはどんな点でしたか?
それまでは Google Optimize 360 を5年継続して利用しており、社内でも広く利用されてていたため、⻑く利用する上で 『統制』『安全性』『自由な利用』 のそれぞれのバランスを検討し、新しいツールの選定を進めました。
ーー切替を検討する上で、重要視したポイントはどんなことでしたか?
ユーザー権限の統制がとれるか、そしてコンテナを分割した時に安全性が保てるかといった部分は重要視しました。
そして、全体で見た時に運用コストを下げられるかは重要でした。ポイントとしては「Googleオプティマイズに慣れた作業者がそのまま移行できるか」「ノンエンジニアでも簡単に操作できるか」「運用サポートの工数を削減できるか」の3点です。
■他に検討したツールには?
ーーAB Tasty以外にも比較検討したツールはありましたか?
国内・海外それぞれ3社の合計6社の中から検討しました。
ーーAB Tastyを選ばれたポイントはどんなところでしたか?
機能面だと、GA4連携が可能であることやノンエンジニアをターゲットにした機能が豊富だったこと、そして直近で日本語対応の予定があったことで安心感がありました。
※2023.7.25リリース済み
ーー導入から約2ヶ月(インタビュー時)経過して、想定と違ったことなどはありますか?
Helpやdevelopersが充実しているため、調べながらスムーズに操作できています。また、検討時にはあまり意識していなかったパーソナライズ機能については、想像以上にさまざまな応用ができそうなので、施策の幅が広がってきており楽しみです。
■今後の展望や改善の方向性
ーー実際にAB Tastyを導入し、これから動かしていく上でAB Tasty社や我々に期待することはありますか?
パーソナライズ機能はどんどん活用していきたいですね。BtoBマーケをやられている企業との交流ができるといいですね。