Googleオプティマイズ無料版を利用していたため、金額が発生することに対する社内調整がタフでした。
株式会社 ALL CONNECT 様
オールコネクトは「社会をにぎやかに！」のビジョンを掲げ、国内トップシェアのインターネット回線取次事業を展開しております。
◎インタビュー背景
長年利用していたGoogleオプティマイズの終了に伴い、国内外複数のABテストツールの中から選定を進めていったALL CONNECT様。導入前に抱えていた課題や選定のポイントがあることが想定されます。
今回は、ABテストツールを検討するポイントについて、インタビューをさせていただきました。
◎インタビューにご協力いただいた方
KW様 課長
デザイン部の集客部門、新規チャネル・プロジェクトの開拓、建付け等をご担当
KT様
デザイン部の管理部門、新規ツール導入、既存プロジェクトのWeb改善等をご担当
ご導入いただいたソリューション：AB Tasty
■導入の背景と選定ポイント
ーーまずABテストツール導入の背景を教えてください。
長く使っていたGoogleオプティマイズのサービス終了アナウンスを機に有料ツールの検討をし始めました。
ーー具体的にはどういう選択をされて、どんな点が選定ポイントでしたか
一番はノーコードウィジェットですね。とはいえ、元々使っていたGoogleオプティマイズが無料だったため、どこを選んでも費用が発生してしまうという事実が、社内で話を進めていく上で最も重いテーマでしたね。そうした意味でも費用対効果が出せることと機能の拡張性が選定のポイントとなりました。
■導入に向けて関係部門とのコミュニケーションは？
ーー確かに無料から有料というのはハードルが高いですよね。それでいて正直決して安いツールではないですからね。具体的にはどういった要素を重要視していたのでしょうか？
元々Googleオプティマイズで行っていたこととしては、Googleアナリティクスとの連携がスムーズにいくのか？というのがありましたね。また、これまでできなかった部分としてはノーコードウィジェットがポイントになりました。そして、これは検討した全てのツールで実現できたのですが、テスト回数に上限がないことは社内への調整時にとても重要視されました。
ーー機能面以外で重要視されたことはありますか？
機能面以外だと、Google社の切替先指名があったことは、AB Tasty を導入する上で優位に働きましたね。
そして、ツールベンダーの実績や事業規模というのも基準になりました。直近で起きるとは思いませんが、万が一ツール提供側がなくなってしまうと言ったことがあれば、煽りを受けてしまう可能性もありますので慎重を期すため、判断材料にしました。
ーーサポートや操作性に関しては選定基準にはしなかったんでしょうか？
前提として、英語でしかサポートできないとかだと困りますが、Googleオプティマイズと同程度の操作性とサポートがあれば問題ないと感じていたため、特に気になりませんでしたね。
トライアルで操作してみた際にも直感的に操作できたので、他社と比べてスムーズに移行できる印象がありました。
ーーその他にポイントとなったことは何かありますか？
当社の場合、コンバージョンまでいけばそれでOKという訳にいかなくて、コンバージョンした後のシステム連携やレポーティング工数への影響など、テスト〜コンバージョン〜LTVまでを抜け漏れなく把握できるか？といった要素が社内の関係部門間で念入りに検討されました。
ーーちなみにどれくらいの部門と調整を行ったんですか？
事業部で言うと20部門、その他にシステムなど管理部門との調整もあったので・・・
ーーそれは、タフでしたね・・・お疲れ様でした。
■AB Tasty以外に検討されたツールは？
ーー他に検討されたツールはありましたか？
国内のABテストツール2社と、ギャプライズさんから並行してご提案いただいた VWO、Optimizely の計4社ですね。
ーーその中でAB Tastyを選択された一番の要因は？
機能面で言うと、流入経路での発火条件の設定において、他社ツールだと ABTasty よりもひと手間ふた手間増えてしまうため、設定漏れなどのリスクが高そうだなと感じたのが大きかったです。
■導入後、ツールベンダーやギャプライズに期待すること
ーー実際にAB Tastyを導入し、これから動かしていく上でAB Tasty社や我々に期待することはありますか？
サポートページの日本語化は早めに対応いただけると嬉しいなと思います。
※2023年7月現在対応準備中
ご提案時には丁寧かつ迅速なご対応をいただけたため、導入後も引き続き同様のスピード感と正確なアウトプットを期待します。
ーー承知いたしました！ご協力ありがとうございました。